ワードプレス無料テーマおすすめ5選|ブログ初心者でも失敗しない選び方を解説!

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この記事で解決できるお悩み
  • WordPressのテーマどれを使えばいいの?
  • 無料テーマ、有料テーマの違いって?
  • やっぱり公式テーマの方が安心?
  • テーマのインストール手順が知りたい

WordPressでブログを始める際に最初にぶつかる壁。それが「テーマ選び」です。

公式テーマだけでも12,000種類以上のテーマが存在しており、多くのブログ初心者を迷わせます。

この記事では、「テーマ選びの失敗を避けるための6つのポイント」と、実際に多くのブロガーに愛用されている「無料テーマ5個」をご紹介します。

適切なテーマを選ぶことで、デザイン性・機能性・SEO対策すべてを兼ね備えた本格的なブログサイトを無料で作成できます。

テーマ選びで迷子にならないように、一緒にポイントを見ていきましょう。

もくじ(クリックで読めます)

失敗しない!WordPress無料テーマの選び方6つ

WordPress無料テーマの選び方で失敗しないためには、6つの重要なポイントを押さえる必要があります。

テーマ選びでミスをすると、後から大幅な変更が必要になったり、運営に支障をきたしたりするため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

テーマ選びのポイント
  • デザイン性
  • マニュアルの有無や利用実績
  • 機能の豊富さ・記事の書きやすさ
  • SEO対策の有無
  • スマホ対応の有無
  • 公式テーマの落とし穴

1.デザイン性

運営するサイトの見た目の美しさは、ブログのモチベーション維持に直結します。

自分好みのデザインを選ぶことで、愛着を持ってブログ育てることができるでしょう。

またデザインはサイトの第一印象を決めるため、訪問者の滞在時間にも影響を与えます。

多くのテーマではデモサイトが用意されているため、実際の表示を確認してから選択するのがおすすめです。

テーマ導入後のイメージを具体的に描けるかどうかが、大事なポイントとなります。

2.マニュアルの有無や利用実績

詳細なマニュアルの存在は、初心者にとって非常に心強いサポートとなります。

ブログ運営中に分からないことが出てきた際、マニュアルがあれば迅速に問題を解決できます。

また利用者数が多いテーマであれば、インターネット上に関連情報も豊富です。

マニュアルの充実度と利用者コミュニティの活発さは、長期的なブログ運営の成功を左右する重要な要素です。

海外製テーマの場合、サポートも英語などになるため、初心者は迷わず国産テーマを選びましょう

3.機能の豊富さ・記事の書きやすさ

抑えるべきポイント
  • 記事執筆の効率性はどうか?
  • ブログ運営に必要な機能は充実しているか?

上記の二点は、日々の作業負担を大きく左右します。

例えば、エディター機能がカスタマイズされているテーマでは、装飾やレイアウト変更が簡単にできるため、記事作成時間を大幅に短縮できます。

SNSシェアボタンや広告挿入機能など、ブログ運営に欠かせない基本機能が最初から搭載されているかも重要なポイントです。

記事の書きやすさは継続的なブログ運営には欠かせない要素です。

実際にテーマをインストールして、使い勝手を体験してから導入することをおすすめします。

4.SEO対策の有無

SEO対策の有無は、サイトの集客力向上に直結する重要な要素です。

SEO対策が施されているテーマを選べば、専門知識がなくても検索上位表示を狙いやすくなります。

ページ表示速度やサイト構造の最適化など、SEO対策がなされているかを確認しましょう。XMLサイトマップの自動生成やメタタグの設定機能なども、SEO対策において重要です。

気になるテーマがあれば、公式サイトで具体的な対策内容を確認しておきましょう。

5.スマホ対応の有無

インターネットの閲覧は、モバイルからのアクセスが年々増えており、全体の約7割を占めると言われています。
参照:総務省 インターネットの利用動向

そのためレスポンシブ対応がされているかはテーマ選びの重要なポイントです。

レスポンシブ対応とは…

レスポンシブ(レスポンシブデザイン)対応とは

PC、スマホ、タブレットなどの画面幅に合わせて、ブログ(サイト)の見た目を最適化することを言います。

レスポンシブデザインに対応していないテーマでは、スマホで見た際に文字が小さく表示されたり、画面のデザインが崩れるなど、ユーザビリティが著しく低下してしまいます。

これは読者の離脱率上昇や検索エンジンでの評価低下につながります。

テーマの選択時には、PC・スマホ・タブレットの各デバイスでデモサイトを確認し、どの端末でも快適に閲覧できるかを必ずチェックしましょう。

ブログをPCでもスマホでも快適に閲覧できることは、アクセスを伸ばすうえで非常に重要です。

6.公式テーマの落とし穴

WordPressに公式登録されたテーマは一定の審査基準を満たしているため、安全性の目安にはなります。

しかしながら、ブログ初心者にとって使いやすいかというと、また話が変わってきます。

理由としては、 公式登録には「プラグインで実装すべき機能はテーマに含めない」という制約があるためです。具体的には、以下のような機能が含まれていません。

含まれていない機能
  • 広告の挿入機能
  • SNSシェアボタン
  • アクセス解析ツールとの連携機能

これらの機能を後から追加するには、複数のプラグインを組み合わせる必要があり、初心者には難易度が高くなります。

実際のところ、無料テーマで初心者向け、かつ利用者の多いものは非公式テーマがほとんどです。つまり公式テーマかどうかよりも、自分のニーズに合った機能が含まれているかどうかが大切です。

ブログに最適!WordPress無料テーマおすすめ5選!

  • Cocoon
  • yStandard
  • Xeory
  • LIQUID(公式テーマ)
  • Lightning(公式テーマ)

①Cocoon

出典:Cocoonデモサイト

Cocoonは200万件を超えるダウンロード実績を誇る人気テーマです。

無料テーマの中でも群を抜いて高機能で、ブロックエディタに完全対応。

記事作成時の装飾機能も非常に充実しています。

吹き出し機能、SNSシェアボタン、広告挿入機能などが標準搭載されており、プラグインを追加しなくても本格的なブログ運営が始められるので、知見の少ない初心者には嬉しいポイントです。

また、カスタマイズの自由度も高く、初心者から上級者まで幅広く対応できる、まさに万能テーマと言えます。

ユーザーが多く、情報も豊富なことに加え、専用フォーラムでのサポートも受けられます。

フォーラムとは…

ブログテーマを使うに当たり、テーマに関する質問や意見交換、情報共有などをユーザー同士でおこない解決できる、オンライン上のコミュニティのことです。

Cocoonデモサイト

②yStandard

出典:ystandardデモサイト

yStandardはカスタマイズを前提として設計されたシンプルな無料テーマです。

装飾を最小限に抑えたクリーンなデザインが特徴で、自由度の高いカスタマイズが楽しめます。

カスタマイズしなくても洗練された美しいブログサイトを作成できるため、シンプルなデザインを好む方にもぴったりです。

余計な装飾がない分、コンテンツが引き立ち、読者にとって読みやすいサイト作りが可能でしょう。

「自分らしいオリジナルサイトを作りたい」「シンプルで上品なデザインが好み」という方におすすめのテーマです。

ystandardデモサイト

Xeory

出典:xeoryデモサイト

XeoryはSEO対策とマーケティングに特化したテーマです。

サイト型テーマとブログ型テーマの2種類が用意されており、ブログや企業サイトに最適です。

Xeoryは、SEO的に可能な限りGoogleのガイドラインに沿った内部構造になっています。

出典:xeoryデモサイト

上記の通り、すでにSEO対策が施されているため、記事執筆に集中したい方や、集客力アップを狙いたい方には非常にオススメです。

またソーシャルメディアとの連携を強化するための機能も備えており、SNSシェアボタンの実装や、各種ソーシャルメディアとの連携を簡単にできるよう工夫されています。

xeoryデモサイト

④LIQUID(公式テーマ)

出典:LIQUIDデモサイト

LIQUIDは、WordPress公式ディレクトリ登録済みの無料テーマです。

WordPressの審査基準を満たしているため、信頼性の高さが特徴です。

管理画面からテーマを検索してインストールできるため、初心者でも安心して使えます。自分でテーマをダウンロードすることが不安な方には、LIQUIDなど公式テーマの選択をオススメします。

他のテーマと比較して、機能やSEO対策などがやや劣る印象ですが、レスポンシブデザインでPC表示の切り替えが可能です。またカスタマイザー機能によってリアルタイムでサイトの編集も行えます。

専用のプラグインを組み合わせることで、テーマやレイアウトの装飾をカスタマイズでき、シンプルな設計で迷わず使える点も魅力です。

LIQUIDデモサイト

⑤Lightning(公式テーマ)

出典:lightningデモサイト

LightningはWordPress公式ディレクトリ登録済みの無料テーマです。

有効インストール数は10万を超える人気のテーマで多くのブログサイトに採用されています。

用意された「デモサイトデータ」のインポートや、「VKパターンライブラリ」からのパターンのコピペなど、簡単な操作でプロ仕様のレイアウトを作成できます。個人ブログから企業サイトまで幅広い用途に対応できる実用性の高いテーマです。

短時間でコスパ良くサイトを仕上げたい方は是非チェックしてみてください

lightningデモサイト

無料テーマ・有料のテーマの違い

WordPressのテーマ選びにおいて、無料テーマと有料テーマのどちらを選ぶかは重要なポイントです。

それぞれに明確な特徴があり、コスト・機能・サポート面で大きな違いが存在します。

無料テーマ
有料テーマ
  • 初期費用:0円
  • 執筆機能:必要最低限
  • デザイン性:普通
  • カスタマイズ性:低い
  • テーマの更新頻度:低い
  • サポート体制:限定的、もしくは無い場合も
  • 初期費用:~数万円程度
  • 執筆機能:エディタ機能充実
  • デザイン性:高い
  • カスタマイズ性:高い
  • テーマの更新頻度:頻繁
  • サポート体制:フォーラムなども用意されており、比較的充実している

1.コスト面での違い

無料テーマの最大のメリットは初期費用が一切かからないことです。

有料テーマは月額制や買い切り型で、価格は数万円におよぶものもありますが、無料テーマは0円で購入手続きも発生しません。

ただし単純なコストの比較だけでの判断はおすすめではありません。

有料テーマを利用することで収益性の向上が期待できます。そのため一度収益が発生してしまえば、早期にコストを回収できる場合が多いです。

数万円程度でプロレベルのデザインと機能が使えるため、長期的な視点では有料テーマの方がコストパフォーマンスに優れる場合があります。また記事執筆を効率化できるため記事作成のスピードが上がることもメリットです。

2.デザイン・カスタマイズ性の違い

有料テーマは洗練されたデザインとカスタマイズ性の高さが大きな魅力です。

また無料テーマと比べてエディタ機能が充実していることが一般的です。

無料テーマもシンプルで使いやすいデザインを提供していますが、細かなカスタマイズでは有料テーマには勝てません。また無料テーマを使用していると、他のサイトとデザインが被ってしまうこともよくあります。

その点、有料テーマはカスタマイズによる独自性の高いサイト作成が可能です。初心者でも簡単に魅力的なサイトを作成できるのが有料テーマの大きな魅力です。

3.更新・サポート体制の違い

有料、無料それぞれのテーマを比較した際、もっとも顕著な違いを感じるのはテーマの更新頻度とサポート体制です。

有料テーマでは、WordPress本体のバージョンアップにあわせて、頻繁にアップデートが行われています。また利用者が使えるフォーラムなども用意されており、問題が起きてもスムーズに解決できる可能性が高いです。

一方、無料テーマは更新頻度が低く、WordPressの最新版に対応できていないおそれがあります。そのためセキュリティリスクが高まることが懸念されます。

長期的なサイト運営を考えると、安定したサポートと定期的な更新が保証される点では有料テーマの方が安心です。

迷うなら有料テーマも検討しよう!初心者にうれしい機能が豊富

WordPressテーマ選びで迷っているなら、有料テーマの導入も真剣に検討すべきです。

有料テーマは初期投資が必要ですが、記事作成を助けるエディタ機能も充実しているため、ブログ初心者にとっては使用する恩恵が大きいです。

初心者におすすめの有料テーマは「SWELL」

出典:SWELLデモサイト

SWELLは現在最も注目されている国産の有料WordPressテーマです。

ブロックエディタに完全対応しており、あらゆる操作を直感的に行えるのが最大の特徴となっています。

従来のテーマではブロックエディタへの対応が不十分なものも多く、せっかくの機能を活かしきれないケースがありました。その点SWELLでは初心者や、専門知識がない方でもプロレベルのクオリティを目指せます。

400種類近くの設定項目が用意されているカスタマイズ性の高さも魅力で、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応できる優秀なテーマといえるでしょう。

また日本語マニュアルが整備されており、ユーザー専用サイトにはフォーラムが用意されています。このようにサポート体制も充実していることが人気の理由です。

当サイトもSWELLを使用していますが、ストレスが無くとにかく使いやすいです。

WordPress無料テーマをインストールする方法

WordPress無料テーマのインストールは、テーマ種別によって手順が異なります。

公式テーマは管理画面から直接インストールできますが、非公式テーマの場合は配布サイトからファイルをダウンロードしてアップロードする必要があります。

インストール方法について

・公式テーマ:WordPress公式画面から直接インストールできる

・非公式テーマ:開発者の公式サイトからファイルのダウンロード、WordPressへのアップロードの必要がある

例)Cocoonであれば、以下の公式サイトからファイルのダウンロードが必要です
  https://wp-cocoon.com/

ここからは非公式テーマのインストール手順について解説します。

1.各サイトからテーマのファイルをダウンロードする

非公式テーマを利用する場合は、まず開発者の公式サイトからテーマファイルを取得する必要があります。

Cocoonをはじめ、今回ご紹介した人気のテーマは、それぞれの公式サイトにダウンロードページが用意されています。多くのテーマでは親テーマと子テーマの両方が提供されており、両方のファイルをダウンロードすることが推奨されます。

親テーマ・子テーマとは…

こちらはWordPressテーマの一覧画面ですが、Cocoonでいえば

赤枠の「Cocoon」が親テーマで、緑枠の「Cocoon Child」が子テーマです。

ここでは詳しくは解説しませんが、親・子どちらのテーマもダウンロードすると覚えておきましょう。

WordPressのテーマは複数のファイルで構成されており、ZIP形式でアーカイブされたものが配布されます。アップロードの際に使うので、デスクトップなどの分かりやすい場所に保存しておくといいでしょう。

WordPress管理画面からアップロードする

ダウンロードしたテーマファイルは、以下の流れでアップロードしましょう。

①WordPress管理画面の左側メニューから「外観」→「テーマ」をクリック

②上部の「テーマを追加」をクリック

③「テーマのアップロード」ボタンをクリック

④ファイル選択画面が表示されるので、先ほどダウンロードしたZIPファイルを選択してください。

もしくはテーマを追加の枠内にファイルをドラッグ&ドロップでもOKです。

複数のテーマファイル(親テーマと子テーマ)がある場合は、この手順を繰り返して両方をインストールしましょう。

インストール完了後の画面に遷移するので、「有効化」ボタンをクリックします。

テーマをカスタマイズする場合は、「子テーマを有効化」することで、安全にカスタマイズを行える環境が整います。

インストール完了後は、サイトの表示を確認してテーマが正常に反映されているかチェックしましょう。

まとめ

この記事では、WordPress無料テーマの選び方とおすすめテーマ5選について解説しました。

テーマ選びの6つのポイントを押さえることで、初心者でも失敗せずのないテーマ選びが可能です。

6つのポイントをおさらい
  • デザイン性
  • マニュアルの有無や利用実績
  • 機能の豊富さ・記事の書きやすさ
  • SEO対策の有無
  • スマホ対応の有無
  • 公式テーマの落とし穴

無料テーマは初期費用を抑えてブログを始めたい方に最適ですが、より高度な機能やサポートを求める場合は有料テーマも検討してみましょう。

今回ご紹介したポイントを参考に、あなたのブログにぴったりなテーマを見つけて、魅力的なサイト運営を始めてください。

ブログで収益化を目指したい方は、具体的な手順について以下の記事で解説しています。是非ご覧ください。

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